2021-03-17 第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
私は、そのことを否定するのではなくて、それをしっかり進めながらも、生物多様性などの公益的機能を発揮する観点では広葉樹化の取組も必要で、災害に強い森づくりという観点でも、そういう意味では混交林の育成、また、経済的な視点でも、家具、インテリア、クラフト、さらにフローリング、こうしたことも大変活用を期待していきたいというふうに思います。
私は、そのことを否定するのではなくて、それをしっかり進めながらも、生物多様性などの公益的機能を発揮する観点では広葉樹化の取組も必要で、災害に強い森づくりという観点でも、そういう意味では混交林の育成、また、経済的な視点でも、家具、インテリア、クラフト、さらにフローリング、こうしたことも大変活用を期待していきたいというふうに思います。
このために、立地条件に応じて、針葉樹と広葉樹が交じり合った森林ですとかあるいは広葉樹林の造成を進めることとしまして、森林整備事業による針広混交林化や、ナラ類、桜類等の十数種類以上にわたる広葉樹造林への支援を実施をしております。
平成二十八年五月に閣議決定しました森林・林業基本計画、この中に、先生御指摘のとおり、生物多様性の保全等を含め、森林の公益的機能を発揮するため、地域の自然条件等に応じて、針葉樹だけじゃなく、広葉樹がまじった針広混交林、そういった森づくり、多様で健全な森づくりを推進するということが、この基本計画の中に位置づけられているところでございます。
しかしながら、そこに人手を取られて、路網がない森林や急斜面の森林等、条件の悪い森林について、これは広葉樹林化、針広混交林化するということだと思いますが、こういう森林の整備が行われず、放置されてしまうようでは困ります。 条件の悪い森林も、災害が起こらないように整備していく必要があります。
十 木材の安定供給、造林・保育・間伐等の施業の効率化、森林の有する多面的機能を持続的に発揮していくために必要不可欠な路網整備、鳥獣被害対策、立地条件等に応じた広葉樹林化及び針広混交林化等の多様な森林づくりを推進するとともに、所要の予算を確保すること。 十一 本法による措置が木材価格の下落につながることのないよう木材の需給動向を十分勘案し、万全の措置を講ずること。
一方、奥山というふうに言われておりますけれども、急傾斜地とか非常に標高の高いところとか、立地条件が悪いような奥地の人工林、これも大体約三百五十万ヘクタールほどあるというふうに承知をしておりますが、こういった森につきましては、国土保全あるいは生物多様性保全等の機能の発揮を図るために、広葉樹の導入等によりまして広葉樹と針葉樹が交ざったような森、いわゆる針広混交林などを目指すというふうにしているところでございます
具体的には、先生御指摘のとおり、混交林化とかあるいは広葉樹林化をするというところは大変条件が悪いところということかと思います。
いわゆる広葉樹林もつくります、混交林もつくります、人工林もちゃんとやりますと言って、手は限られていて、天然林やあるいは混交林をつくる場所というのは、山が険しくて道が乏しくて機械が入りにくくてという場所に私はなっていくんだろうというふうに思います。 そんな条件でありつつも、しっかりと方針どおりやるのか、その問題点と手法について見解をお伺いをしたいと思います。
そして、今言われた混交林や広葉樹林にする場所は、いわゆるこれからも人工林で使おうとする場所よりも条件が悪い場所。すなわち、道が細かったり機械が上がりにくかったり遠かったり、木をいわゆる搬出しにくかったりする場所なんだけれども、そういうところはちゃんといわゆる方針どおり施業できるのかという質問をしています。もう一度答弁をお願いします。
放置しても、天然林化という言葉がありますし、針広混交林化という便利な言葉もみんなそういうふうな形で、場合によっては複層林化という言葉も使うかもしれません。 では、国有林をどうすればいいのか。 結局、一九九八年の国有林野事業の抜本的改革の理念に立ち返る。そのときには、約四兆円近い累積債務がありました、国鉄と国有林です。それで、約三兆円、国民が負担したわけです。
○政府参考人(牧元幸司君) 御指摘ございましたように、まさにそういう奥地で、なかなかもう例えば杉、ヒノキの育成とかに向かないようなところにつきましては、御指摘がありましたように、広葉樹の森に返すとか針広混交林化を図ると、そういう取組を進めていきたいというふうに考えておりまして、それは国有林の中で進めております多様な森づくりというような中で推進していきたいと考えているところでございます。
その中で、例えば奥地にあるとかそのような自然条件のものなどにつきましては、そのような条件に応じまして、現在、針葉樹の育成単層林になっているようなものについて針広混交林化への推進というものも行っているところでございます。
平成二十八年に策定をされました森林・林業基本計画、ここの計画におきましては、それぞれの森林に期待されます機能でございますとか自然条件等に応じまして、広葉樹の導入等によります針広混交林化など、多様で健全な森林へ誘導するというふうにしているところでございます。
その後、この針葉樹だけではない、広葉樹やドングリ等のなり物のある混交林が野生鳥獣との間でどういう関係にあるのかということは、まだまだ議論の余地があることであります。 すなわち、この団体が望むように、熊森協会という名前でありますので、ツキノワグマのためにいい森になればいいわけでありますけれども、イノシシや鹿が喜んで繁殖をしてまた人里に出てくるというリスクもゼロではありません。
とりわけ、野生動物の生育環境の保全等、生物多様性の保全については、環境省と管理に関する調整とか各種様々な情報の共有、そういった連携を図りながら、例えば保護林、緑の回廊、そういったものの適切な設定や管理、さらには針広混交林化、これは、人工林のうち、基本計画の中で、一千万ヘクタール人工林ございますけど、やっぱり条件の悪い三分の一程度の人工林については将来的には針広混交林など複層林に持っていく、そういう考
八 木材の安定供給、造林・保育・間伐等の施業の効率化、森林の有する多面的機能を持続的に発揮していくために必要不可欠な路網整備、鳥獣被害対策、立地条件等に応じた針広混交林化等の多様な森林づくりを推進するとともに、所要の予算を確保すること。 九 本法による措置が木材価格の下落につながることのないよう木材の需給動向を十分勘案し、万全の措置を講ずること。
ですから、先週、質疑では、天然林の整備含め、広葉樹の、混交林化ということを私は強く申し上げたわけです。ですけれども、なかなか具体的な取組、改善策というのは、牧元長官の方からお話をいただくことはできませんでした。 ここで、資料にはつけていないんですけれども、この写真、これは兵庫県の宍粟市というところの国有林の山です。
国民の多様なニーズに応じまして多面的機能の高度な発揮を図っていくためには、長伐期によるものも含めまして、人工林の循環利用、針広混交林への誘導など、自然条件等に応じた多様な森林を育成していくということが重要であるというふうに考えております。
平成二十八年に作成をされました現在の森林・林業基本計画、この計画におきましても、それぞれの森林に期待される機能や自然条件に応じまして、広葉樹の導入等による針広混交林化などによりまして、多様で健全な森林へ誘導するということをしているところでございます。
森林・林業基本計画におきましても、それぞれの森林に期待される機能や自然条件等に応じまして、広葉樹の導入等による針広混交林化など、多様で健全な森林へ誘導するということにしておるわけでございます。 国有林におきましても、自然条件、社会的条件に応じて、針葉樹の育成単層林につきまして、天然更新や広葉樹の植栽によりまして針広混交林化を推進をしているところでございます。
その上で、この森林・林業基本計画におきましては、それぞれの森林に期待される機能や自然条件等に応じまして、広葉樹の導入等による針広混交林化など、多様で健全な森林へ誘導することを目標としております。
針広混交林化を進めるために、林野庁としては、針広混交林化への誘導技術に関する各種マニュアルでございますとか技術指針でございますとか、こういうものを取りまとめて、しっかり技術指導を行って、こういう針広混交林化を進めているということでございます。
また、針葉樹の人工林に広葉樹を導入する針広混交林をつくることによって、一層の機能効果が期待されます。 育成複層林の導入を積極的に講ずるべきと考えますが、見解を伺います。 次に、林業機械の導入、開発について伺います。
国有林野事業においては、公益的機能の維持増進を図るとともに、林産物を持続的かつ計画的に供給するという目標のもと、個々の国有林において、水源涵養や山地災害防止等、重視すべき機能に応じて、皆伐施業だけでなく、長伐期化や複層林化、針広混交林化など、多様な森づくりに取り組んでいるところでございます。(拍手)
これまでの対策に加えまして、この森林環境税を活用した地方団体の取組により、針広混交林化も含めて多様で健全な森づくりが一層推進されることを期待しているところでございますし、また、農林水産省といたしましても、必要な技術的支援等をしっかり行ってまいりたいというふうに考えてございます。
これまでの対策に加えまして、この森林環境税を活用した地方団体の取組によりまして、針広混交林化を含め、多様で健全な森林づくりが一層推進されますことを期待をしておりますし、また、林野庁といたしましても、技術的支援も含めてしっかり対応させていただきたいというふうに思っております。
我々としては、具体的には当該市町村の森林の状況とか機能に応じて、先ほどおっしゃられたように複層林化のような、切ってそこにまた広葉樹を植えてあげるとか、そんなようなやり方とかしていきまして針広混交林などに誘導していくことによって、最終的には、メンテナンスフリーとは言いませんけれども、それほど手を掛けなくても自然力できちんと維持していけるような森林に誘導していきたいと考えております。
例えば、単層林と針広混交林、複層林ですね。これは、複層林の割合をこれから増やしていくという長期的な目標がありますけど、この判断は誰がするんだろうかと。 中長期的には、今の人工林というのは六百六十万ヘクタールまで減らすと言っているわけですよ、それは見えざる手みたいな形でやっていくのか。ただ、公的管理に置きますから、そこについては、ある一定の計画性がないと駄目ですね。
今回の森林・林業基本計画の中で私がもう一つ評価をさせていただいたのは、針広混交林をきっちり評価していることであります。いずれにいたしても、花粉症患者の言葉をまつまでもなく、全ての森、林が杉だけ、あるいは北海道でいうとカラマツだけというのは不自然であります。木材をしっかり供給するために、人工林のいわゆる場所があってしかるべきでありますけれども、全て同じにする必要はないというふうに思うわけであります。
ですから、先ほど施業しやすい人工林の奥に針広混交林を配置することによって鳥獣被害が減少するのではないかという研究もあるわけであります。専門家としっかり相談をさせていただいて、コリドーという考え方もあるわけであります。 〔理事山田修路君退席、委員長着席〕 そしてまた、広葉樹林は、希少ないわゆる広葉樹林が大きな木となりますと、和風建築やあるいは指物、工芸の原材料になることもあります。
このため、人工林におきましては、適時適切な間伐等の必要な施業を行うことに加え、自然条件に応じて、お話にありましたように、針葉樹と広葉樹が混じり合った針広混交林や広葉樹林への誘導など、多様な森林づくりを進めていくことといたしております。
ですから、これからはきちんと、みお筋や沢筋に合った樹木の選択、それから低い木、高い木の選択、そして針葉樹、広葉樹の混交林というふうな形の、より進んだ森林政策をぜひとっていただきたい、そういうふうに願う次第でございます。 そして、実は、アメリカで、これはさる会合で発表されたことなんですけれども、ミズーリ川が一九九三年に氾濫を起こして、それから二年たってから復旧作業が完了いたしました。
このため、森林整備事業等により人工林等については間伐などを計画的に進め、見通しの良く、鳥獣が出没しにくい環境を整備するということを行うとともに、立地条件に応じて、先ほど申し上げました針広の混交林化や広葉樹林化を進めるというようなことなどを、多様で健全な森林整備を推進していくこととしております。